転職活動を行うときは、インターネットや求人雑誌などをチェックして条件が良いところを選ぶと思います。
働く条件には給料や休みなど様々なものがありますが、中には勤務時間を重視して転職先を探す人もいるでしょう。求人雑誌などをチェックしていると、勤務時間にフレックスタイムを採用している企業があることが分かります。一般的には勤務時間を9:00~17:00のように固定して働くスタイルが多いかもしれませんが、フレックスタイム制とは、その企業で働く従業員が始業時間と就業時間を自分で決めて働くスタイルを指します。
フレックスタイム制には大きく3つの種類があります。まずコアタイムと呼ばれる時間帯が設定されているケースです。コアタイムとは、働いていないといけない時間帯が設けられているスタイルです。例えば10:00~15:00をコアタイムとしていると、この時間帯は出社して働いていることが必須となります。
また、一方で、フレキシブルタイムと呼ばれる時間帯が設定されている場合もあります。これは、7:00~22:00のように1日の出退勤時間の幅のことで、企業の従業員はこの時間帯の中で始業・終業時間を決めることになります。そして、更にはコアタイムやフレキシブルタイムが設けられていない、完全フレックスタイム制という働き方もあります。
このように、フレックスタイム制を採用している場合も、会社によって導入内容は若干異ります。しかし、1日の就業時間を比較的自由に決められるので、自分らしい働き方ができるという魅力があります。